子供の習い事はボーイスカウトがいい【20年以上続けている私がボーイスカウトから得たもの】
子供に何を学ばせようか?
英会話、スポーツ、塾、、世の中には色んな習い事があって迷ってしまいますよね。
そんな中、わたしは自分の子供にはボーイスカウトを習わせようと思っています。
※まだいませんけどね
なんでボーイスカウト?
そもそもボーイスカウトってなに?
習ったらなにが得られるの?
そんな疑問にお答えすべく。
子供の頃から20年以上ボーイスカウト活動を続けている私が、ボーイスカウトというものについて説明させてもらいます。
ボーイスカウトとは
ボーイスカウトは野外活動などを通し社会で活躍する人を育てることを目的とする教育活動です。(スカウト運動)
そう、ボーイスカウトの目的は教育なんです。
野外活動を中心とするプログラムを通じて誠実さなどの人格・助け合いなどの市民性・様々な環境に対応する適応性・リーダーシップを習得するよう設計されているんです。
ボーイスカウトといえば、楽しくキャンプやハイキングっていうイメージとしてあって。なんの役に立つの?って人がいるかもしれませんが、
野外活動スキルはおまけと言っていいです。
それを通しての精神的、肉体的な成長がボーイスカウトの狙いなんです。
私自身の実体験に基づく各年代で得られたこと
ボーイスカウトは年齢別でクラスが分かれています。そこでの活動とそこで得られたと思うことを伝えます。
※活動内容自体には地域差がありますし、何を得てくるかは本人次第です
●ビーバースカウト(小学校1年生から2年生)
自然の中で他の子供達と遊んだりします。
この年代は教育という側面は少ないかもしれませんが、元気にあいさつをする
とかそういうところは吸収できたかと思います。
●カブスカウト(小学校2年生から小学5年生)
この年代は6人1組くらいで組で別れて、何をするのも組単位です。そのなかで、半年交代くらいで組長をします。また、指導者からの指示も組長伝えなど、それを自覚されるシステムになっています。
小学生のこの年代で、まとめ役をしたことは振り返ると自分の中で大きく、自立心とリーダーシップは磨かれたと感じています。
●ボーイスカウト(小学6年生~中学3年生)
カブスカウトの時と同じく6人程度の組(班)に分かれて活動をします。
この年代からは一気に親・指導者の介入が減り、この班の中の事柄はすべて本人たちで解決させるようになります。
次の活動に向けてスキルを高めあったり、問題があったときの仲裁など、カブスカウトは「自分のことは自分で」がテーマの一つですが、ボーイスカウトでは自分のことだけではなく、グループの中での協調性が鍛えられます。
●ベンチャースカウト(中学3年生9月~高校3年生)
自分たちの興味に沿って活動計画を立て実施します。
ただ好き勝手にするというものではなく、しっかりとした計画書・報告書を書きます。
いままでの年代では関わらなかったお金のやりくりも含めすべてが本人の自主性に任されます。
本人たちで企画・計画書の作成→指導者の承認→活動の実施→活動の報告
という、仕事のようなフローになります。(笑)
私はこの年代で初めてちゃんとした形で計画書・報告書を書きましたが、この力は、仕事・ボーイスカウトでの指導者・大学でのサークル活動など、すべての場面で役に立ちました。
●ローバースカウト(高校3年生~)
ボーイスカウトの教育の最終段階で、18歳以上になると指導者として参加することができます。
韓国へキャンプしに行ったりもしましたが、私自身はカブスカウトの指導者としての活動が自分の力になったと感じています。
最も磨かれたと感じるのは、人前で話す・説明する能力です。
指導者になると、人前に立って話をする機会が非常に多いです。
保護者との会話では、正しい情報発信力と傾聴力が磨かれ
子供への説明は、物事をわかりやすく伝える力と、話すときに注意を引く力が養われました。
活動を通して人格や能力以上に得られたもの
活動を通して様々なモノを得ましたが、それ以外に得られたのは
ヒトとのつながりです。
小学生のころから一緒に入って、今も指導者として一緒に活動している親友だったり
自分が子供の頃指導者だった人と、いまは同じ指導者として活動していたり。
絆の深さは時間と無関係とは言いますが、やはり昔から知っている馴染みというのは特別な存在です。
いかがだったでしょうか、習い事としてメジャーではありませんが、
ボーイスカウトも良い選択肢の一つだと思いますよ。