幸せの為に生きる あじぺいブログ

メーカーエンジニアのド理系筆者が幸せの為に考え、行動したことを記録していきます。

株式投資の王道とはなにか【お金が欲しいのならば、オーナーになればいいじゃない】

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資本主義の中でお金を得る方法は様々ですが、資本を使って利潤を得る(お金からお金を生む)方法についてのお話です。

資本主義についてのお話は下記からどうぞ


ajipeiblog.hatenablog.com

 

「資本を持ち利潤を得る」方法ですが、サラリーマンにとっては株式投資がやりやすいかと思います。

サラリーマンが株式投資に向いている理由はまた別の期間にするとして、

今回は株式投資の投資手法の王道とは何かを考えていこうと思います。

 

結論を先に咲きますと、私は配当にフォーカスした投資手法こそが王道であり、配当こそが富の源泉だと考えています

株式とはそもそも何だ

株式投資手法の話に入る前に

株式とは何か?の話から入ろうかと思います。

  

株式は会社がお金を集めるために発行するものです。

 

会社がモノやサービスを通じて利益を生み出す為には、資金が必要です。

会社は資金調達の為に金融機関から融資を受けたり、債券を発券したりしますが、株式の発行はその資金調達の手段の一つです。

 

企業といえど簡単に資金が調達できるわけではありません。

融資には金融機関への返済期限と金利分の上乗せ支払いが必要ですし

債券でも同じく返済期限と金利分の上乗せ支払いが必要です。

その中で株式は会社にとって、返済義務のない資金調達手段です。

 

・・・じゃあお金借りパクされるやん。となるのですが、もちろん返済義務がない代わりに会社は株主にあるものを渡します。

それが、オーナーの権利です(株券)

 

オーナーの権利(株主の権利とは)

株主は株式を持つことで大まかに言って3つの権利を持ちます
 
  1. 経営方針などを決める株主総会での議決権
  2. 会社が無くなる際に残った会社の資産を受け取る権利
  3. 配当金などの利益分配を受け取る権利
 
それぞれ大事な権利ですが、ざっくり言って会社の方針に口出しできて、利益が出てればその一部をもらい、会社が無くなるときにまだ資産があればそれも受け取れるってことですね。
 
 

株式の価値、株価とは何か?

 

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ここまで株式の話をしてきましたが、株式の話をしていて必ず出てくるのが、株価とい
う単語ですね。
株価とは1株当たりの価格です。既に会社が発行した株式は株式市場で自由に売買されています。
ここでよくある思い違いですが、あくまで株式市場での取引は株式の転売をしているだけなので、その時の株価がいくらだろうと会社は1円も儲かりません。
つまり、株価とはあくまで転売市場での価格であり、人々がその株式をどれだけほしいと思っているかの結果でしかないんです。
 
小さい会社Aが株式を1株100円で1000株発行したら、A社は100円×1000株=10万円の資金が調達できます。
A社は利益が出ればその株式保有者に配当を出しますが、それ以外は関与しません。
周りの人間がA社からの配当を受け取りたい、この会社はもっと大きくなって大きな利益を上げる(配当が将来増える・出せるようになる)に違いないと考えて株券を欲しがるようになって株価が上がるんです。
 
 

株式投資の原理とその王道とは

さてようやく株式投資手法のお話です。
われわれも自分のお金を投じるわけですから、お金を得たいわけです。
投資で儲けるには2つの手法があります。
 
株式を売買することで得られる利益です。
 つまり自分が買った株価より高い株価の時に売る方法
株式を保有することで得られる配当利益です。

 

さて、ここまでの説明を読まれた方は何を言いたいかわかるかもしれませんが、私は株式にとっての王道はやはりインカムゲイン(配当投資)であると考えています。

キャピタルゲインの源泉は株価であり、株価は企業の業績だけではなく、人々の期待や狼狽、思惑が交差している転売業のようなものです。

対してインカムゲインは株主の権利にのっとった配当利益です。

このことから、私は配当にフォーカスした投資手法こそが王道であり、配当こそが富の源泉だと考えています。

 

キャピタルゲインももちろん今はまだ小さい将来性ある会社の株を買い、大きくなったら手放すというのはおかしくありませんが、株価がその利益の源泉である以上本筋から外れてしまうと思います。

株価はその企業の価値ではなく、投資家の心を映します。将来性があるとみんなが思えば’今’の状態とは関係なく株価は上がります。

他にも株価チャート分析や、企業が大きくなるペースとは無関係な株価変動に一喜一憂する短期売買はやはり本筋ではないと感じています。

 

上述した内容は一意見ですが、私はこの配当にフォーカスした投資姿勢で後悔はしていません。

ご参考になればと思います。

 

それでは