幸せの為に生きる あじぺいブログ

メーカーエンジニアのド理系筆者が幸せの為に考え、行動したことを記録していきます。

【長期投資の友】複利の力とその活用法

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投資の世界で必ずでてくる複利という単語。

 

複利とは利子(配当金)が入ったらそれを元本に加えてその合計額に対して得られる利子のことです。

 

つまり、

4%の利率で100万を運用した場合。

1年目、、利金4万     合計104万

2年目、、利金4万1600円 合計108万1600円

3年目、、利金4万3264円、、、

 てな感じです。

 

複利の絶大な効果

投資における複利の有能さは有名ですが、単利と複利を比較した表を貼っておきます。

1000万の元本を4%単利で運用したものと4%複利で運用したものを比較すると、

運用期間が延びるほどにその差が大きくなっていることがわかると思います。

 

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40年運用すると

単利の場合は1000万は2600万に 

複利の場合は1000万は4801万になります。

複利を制するものが投資を制するという人がいるのも頷けます。

 

配当の回数は複利に影響を与えるのか?

配当金にフォーカスした長期投資戦略をとっている私にとってこの複利の恩恵は最大限受けたいものです。

そのためには分配された配当金を再投資するのですが、ここで一つ気になることが、、、

「配当金って細かくもらった方が複利の恩恵があるのではないか?」

どういうことかというと、

先ほどのグラフでは投資額に対して4%の利金を1年に一回もらってそれを再投資するという状態の計算をしました。

しかし、世の中の企業で一年に一回の配当という企業は稀です。

実際には年2回出す企業が多いです。半年で2%の利金が得てそれを再投資すると一年での利金は4.04%となり年一配当だった時の4%をわずかに上回ります。

また、アメリカなどは年四回配当の場合もあるので、さらにその効果が見込めそうです。

ということで計算してみました。

 

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、、、ほぼ重なってますね。

金額でいうと元本1000万で

4%を一年でまとめてもらった場合:4801万

2%を半年ごとに年2回もらった場合:4875万

1%を3か月ごとに年4回もらった場合:4913万

 

という結果となりました。

確かに差は存在しますが、40年の運用期間でこの程度の差であれば大きな影響は無いと私は考えます。

 

それよりも、確実に複利を活用できるように、長期的に配当金を出し続けることができる安定的な企業を探し、市場の状況に左右されずに配当金を再投資することの方がはるかに大事ですね。

 

複利を活用するためには、暴落があっても市場から退散せずに運用し続けて時間を味方につけることです。

 

 

それでは